私たちについて

代表の思い

描いている未来を
全力でデザインしたい

20年前。私が勤めていた幼稚園で、周囲の誰からも愛されていた園長先生がいました。誰に対しても親切で一生懸命な人でした。
そんな園長先生は、園児募集のことや、保護者の問題に一年中悩んでいました。
私はホームページのことや広告のことを無我夢中で学びました。家庭環境のわるかった私にとって、母のような園長先生に誉めてもらいたい一心だったと思います。

私は、たくさんのアイデアを提案しました。ですが、当時の私にはアイデアを形にできるだけの技術が伴っていませんでした。ですから、WEB制作ができるためのコーディング技術を独学で学んで制作ができるようになりました。まるで受験勉強のように毎晩デスクに向かっていました。ひと通りの制作ができるようになった時、新たな課題と対峙することとなりました。私にはデザインスキルがまったくなかったのです。すると奇跡が起きました。近所に住んでいるトップデザイナーと出会い、その方の家に通い詰めて色々とアドバイスをいただきました。その方からこう言われました「デザインなんて一瞬しか見ないもの」と。

そうして勉強を重ね、制作したデザインで園長先生に喜んでいただけたこと、そして保護者の方々が安心して幼稚園に通ったり、またこうしたことを通して、地域の中で私のデザインを活かせる場面が増えていったこと、これが私のデザイナーとしての原点です。

デザイン制作ができるだけの技術を身につけたようになった頃、小学校からの親友がうちに訪ねてきました。三軒茶屋でイタリアンを開業していた彼は私にこう切り出しました。
「結婚を機に、これから地元へ移転したい。橋口に協力してほしい。」と。これから始まる子育てや、親の介護を視野にいれたことだったのでしょう。

翌日から私はできる限りのことをしました。制作だけにとどまらず、自分の関わっているたくさんのコミュニティにも宣伝しました。

自分のお誘いした人が来店予約をしてくれた時には、私は予約時間より前にお店に行き、制服に着替えてホールに立ち、来店を待ちました。それがその人にとって一番嬉しいことだと思ったからです。そしてそのお店はすでにそれから15年以上が経ちましたが、たくさんの方に愛されるお店となっています。

さて、私はこれまで地域のNPO法人としての仕事から、デザイン制作会社での修行を経て、個人事業主としてのデザイン会社、そして2024年に法人成りを完了いたしました。

会社の規模が大きくなっても、私の思いは変わりません。

困っている人のため、その困っている人の向こうにいる大切な人たちのため、未来にある笑顔を、できるだけ早く実現するお手伝いをさせていただきます。

デザインには人を動かす力があります。そして、人が鮮明にイメージできたことは、必ず実現します。

サービスに興味をもって、体験したくなり、扉の中に入っていく、そういった動機付けをForwardsへお任せいただければ幸いです。